ナワバリバトル

180 秒間の時間制限でステージを塗り尽くし、最終的に塗りポイントが多いチームが勝ちという非常にシンプルなルール。

もしもチームの実力が完全に実力が拮抗しているならば勝率は 50%に収束していくはずだが、知っての通り勝てる人は勝てるし負ける人は負ける。明確に実力の違いがあるのである。

となれば、勝てるようにするには「実力を上げる」というのが一番の近道である。

では、ナワバリバトルにおける実力とは何なのか。勝てるようになるには「上手く」なるしかないのかを考えてみよう。

ナワバリバトルの基本情報

人数アドバンテージ

ナワバリバトルで最も重要視されるのは人数アドベンテージです。

ナワバリバトルの勝利要素が全部で 100 あるとしたら 70 くらいは人数アドバンテージです。回線落ちで最初から仲間が一人いないとよっぽど実力差がない限りそれだけでもうほとんど勝てなくなります。ナワバリバトルとはそういうゲームです。

何故勝てないのかというのは、単純にこちらが常に一落ち状態にあり「戦う」にしても「塗り」にしても圧倒的に不利だからです。

つまり、勝つためには人数アドバンテージを作り出せば良いことになります。これは要するに相手をたくさんキルして人数有利をつくれば勝ちやすいということです。

キル数が多いチームの勝率について

データを失ってしまったので断言はできないのですが、stat.ink にアップロードされている 100 万件以上のナワバリバトルのデータを解析したところ「キルが多いチームが勝っている確率」は 70%を超えていたはずです。

よって、相手プレイヤーをキルする行為はナワバリバトルにおいて最も勝利に近づく立ち回りの一つと言えます。

試合終了 30 秒前

次に大事なのが試合終了のラスト 30 秒です。

それまでどれだけ勝っていてもこの 30 秒で相手に人数アドバンテージを取られると厳しいです。一回デスをするとリスポーン地点に復帰してから前線に戻るまでに 10 秒以上かかります。10 秒あれば塗りが強いブキなら 100pt 近く塗られてしまいます。

塗りポイントの価値の違いを理解する

「ナワバリバトルは塗るゲームだから」といって自陣ばっかり塗っているプレイヤーがいる。正直、それではどれだけやっても上手くならないし勝てるようにならない。それで勝てているのは残りの三人が人数アドバンテージをつくっていてくれているからです。

「何故自陣を塗っていて勝てないのか」ということなのですが、それは塗りの価値が違うからです。

例えば、こちらのチームが負けているまだ塗られていない自陣を 10 秒かけて 100pt 塗った(その間、相手チームは棒立ちしていた)と仮定しましょう。すると、こちらのチームは塗り 100pt を獲得して相手チームとの差が 100 詰まります。

では、相手チームのインクをこちらのインクで塗り返した場合はどうでしょうか?こちらのチームは 100pt 塗りが増えて相手チームは 100pt 塗りが減ります。つまり、合計すると 200pt 差が詰まります。

塗られていないところを塗るのと、相手インクを塗り替えすのは価値が倍違ってくるということを覚えておきましょう。要するに、自陣ばっかり塗っていると価値が低い塗りばかりしていてダメなわけです。

自陣はいつ塗るか

といっても、自陣を塗らないわけにはいきません。平均的に自陣の塗りは全体の 30%近くを占めます。

非常に大雑把な概算ですが塗りポイントの内訳はお互いの自陣で 60%、中央の共通部分で 40%というところです。

ナワバリバトルの仕様の性質上、過半数つまり 50%以上塗れば確実に勝てますが、塗り残しや簡単には塗れない場所などがあるので実際には 47%近く塗っていればだいたい勝てます。よって、ここでは塗りポイント 47%を目指すことにします。

エリア 塗りポイント割合 目標 塗り割合
自陣 30% 95% 28.5%
共通 40% 46.25% 18.5%
敵陣 30% 0% 0%

仮に相手陣地を全く塗らなかったと仮定しましょう。このとき、自陣塗りが 95%達成できていれば自陣だけで全体の 28.5%の塗りが確保できます。ということは、共通部分で 18.5%塗れば目標の 47%に達します。

すると、共通部分は 46.25%だけ塗れば良いことになります。自陣塗りができていれば中央の競り合いは多少負けてしまっても大丈夫ということです。

これが先程の最後の 30 秒の問題と深く関わってきます。

自陣が十分塗れている状況で残り 30 秒で少しの人数不利であればイチかバチかでキルを狙うより(もちろん、高い確率でたおせそうな相手はたおすべき)も、中央は少し負けてもいいので安全を優先したほうが良いケースがあるということです。キルは勝利への一番の近道と言いましたが、引くもまた戦術なのです。

で、話を戻すと「いつ自陣を塗るか」という話です。さっき「最後は必ずしもキル重視ではない」といいましたが、この判断を下すためには「中央にいて中央の状況がわかっていなければいけない」ということがわかるでしょうか。

つまり「相手が自陣に侵入してきてもいない」「自陣にたくさん相手の塗りがあるわけでもない」のに意味もなく自陣に引きこもっているのは、この判断を下すための情報を捨てていることになります。そもそも、こちらが勝っている状況なら相手は逆転しようと中央に集まりますし、負けているなら相手陣地に切り込んでいかなければいけません。どちらにせよ、最後に無意味に自陣にいるのはダメだということです。

最後に無意味に自陣にいて自陣を塗るのがダメであれば、自陣は最初のうちにある程度塗っておかないとダメということです。

それは開幕直後でもいいですし、リスポーン直後でも構いません。ラスト 30 秒までにある程度の自陣塗りは終わらせておきましょう。

二対一を心がける

さて、塗りの話は終わったのでキルの話に戻ります。

結局、キルしたチームが勝ちやすいのでキルする方法を覚えるのが一番手っ取り早いです。

とはいえ、いきなり「キルをたくさんとれ」と言うのはハードルが高いです。ここでは簡単にキル数を増やす方法を教えます。

それは相手と対面するときに「二対一を心がける」ということです。

どんなに上手いプレイヤーでも一度に同時に二方向を撃つことはできません。挟み撃ちにすれば必ず一方はガラ空きです。一対一で対面している仲間が見えたら援護しにいきましょう。自分のキルでなくても、仲間がキルしてくれれば人数アドバンテージがとれます。

仮に仲間がやられても相手をたおすことができれば相手に人数アドバンテージを取られることはありません。手負いの相手をみすみす逃がすようなことのないようにしましょう。

記事は以上。