Python
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環境構築
Python は 3.3 からvirtualenv
を取り込んでvenv
として標準で使えるようになりました。
例えばVENV
という名前の仮想環境を作りたいのなら以下のコマンドでいけます。
python -m venv .venv --prompt VENV
VScode だとPython
のプラグインを入れればvenv
にも対応して Workspace を開いたタイミングでvenv
を有効化してくれます。
VScode で自動読み込み
VScode で Workspace に.venv
が含まれる場合は自動で認識して仮想環境を有効化してくれる、とある。
が、やってみると
環境変数
秘匿にしておきたい鍵などはローカル環境では.env
に書いておき、サーバで動かす際にはENVIRONMENT VALUE
みたいな設定から値を設定することが多いです。
例えば、以下のような環境変数が書けます。
CLIENT_SECRET=1234567890
環境変数は全て文字列として扱われるのでダブルクオーテーションは不要です。
これを読み込むための Python のコードは以下のとおりです。
import os
from dotenv import load_dotenv
load_dotenv()
if __name__=="__main__":
print(os.environ.get('CLIENT_SECRET'))
このコードの意味については以下で解説します。
os.environ
これはシステムの環境変数を読み込むコマンドなので、これだけを使っても.env
の中身を読み込むことはできません。なぜなら、.env
はあくまでもローカルの環境変数だからです。
よって、.env
の中身を一時的にシステムの環境変数に追加する必要があります。
pyhton-dotenv
python-dotenv
は.env
に書き込まれた内容をシステム環境変数に読み込みます。
よって、os.environ
とpython-dotenv
を組み合わせることで Python で.env
のデータを読み込むことができるようになるわけです。