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みんなで逮捕されようプロジェクト

女子中学生が補導された事件

さて、これは一体どこからツッコミをいれたらいいかわからないのだが、プログラムについて疎い人にもわかりやすく解説していきたいと思う。

何が問題か

補導されるからには、兵庫県警が無能でない限りは何か女子生徒が法に触れることをしたということである。

知恵をいっぱい絞って兵庫県警の弁護をしてみた。

無限ループが違法

これはありえない。

というのも、今どきのプログラムは無限ループを含まないものを探すほうが難しい。

例えばTwitterのアプリだって、ユーザが閉じない限りは際限なくTLを読み込んで表示する機能が搭載されている。

「無限がダメだというならば例えば5分や10分ならいいのか」という話になるし、「5000兆年なら(実用上無限と大差ない)有限だからいいのか」という話にもなる。

Twitterのアプリだって無限に起動し続けるけれども、アプリを終了してしまえばそれで終わり。

ブラウザでアラートを無限に表示させるプログラムを書いたとしてもブラウザを終了してしまえばそれで終わりである。

利用者の許可をとっていないのが違法

では、利用者に許可をとらずにコードを実行し、無限ループに陥らせたのが違法だという解釈はどうだろうか?

つまり、事前に「次のページは消えないアラートが表示されます」とユーザに事前通告しておけば犯罪ではないという解釈である。

しかし、これも全く成り立たない。

今どきのホームページでJavascript(プログラミング言語)を利用していないものはほとんどない。

JQueryをはじめとして、様々なJavasciptがたった一つのページを表示するために裏で動いているのである。

今どきのパソコンやスマホは十分な処理速度があるので、裏でプログラムが動いていてもそれを処理が重いと感じることはない。

まあ、これがCoinhive事件と繋がってくるわけではあるが…

こんなもので毎回ユーザの承諾をとっていてはまともにホームページを見ることなど出来ない。

例えばあなたがファミリーレストランで食事をとろうと思ったときに、店内に入るのに「食事をしたいのですが、入店していいですか」などときくだろうか?

それを怠った場合に店側が「この人は無断で敷地内に入ったので逮捕してください」などと言うだろうか?

「今から声をかけていいでしょうか?」

「ご注文をお伺いしても良いでしょうか?」

「ご注文をメモしても良いでしょうか」

「注文を第三者であるシェフに伝えても良いでしょうか」

などといちいち断りをいれて入れていては円滑なやり取りができるわけがない。

悪意があるのが違法

まあ100万歩くらい譲ってわからなくもない。

が、この程度気にすることだろうか?

この程度のイタズラがダメなら世の中のサプライズやドッキリは全てダメということになる。

兵庫県警は先にそっちから逮捕してどうぞ。

そもそもコードは書いていない

頑張って兵庫県警を弁護してみたが、ダメだった。

まあでもコンピュータウイルス作成罪みたいな(わけのわからない)法律があるんだから、無理やりそれに抵触したことにすれば強引に違法性を主張することができるかもしれない…

とおもったら、女子生徒は自分でプログラムを書いたわけではなく、ただ単にそのコードが書かれたURLを貼っただけだという。

これはもう、兵庫県警の弁護のしようがない。

え、というか(5000兆歩くらい譲って)逮捕するならコード書いた人間ちゃうの????

これがまかり通るのであれば、何も知らない人間に「このURL書き込んでおいて」とでもいえばそれで簡単に犯罪者にできることになる。

というか、怖くてURLを誰も書き込めなくなる。

URLを踏んだ人間が「この人が書き込んだURLをクリックしたら無断でスマホ内でプログラムが動作した。このプログラムはスマホのリソース(処理能力)を無断で使っており、本来使用したかった機能に(ほんの僅かに)支障をきたした」とでも言えば兵庫県警は逮捕してくれることになる。なんだそりゃ。

逮捕されようプロジェクト

こういうバカすぎるプロジェクトホント好き(笑)

下記リンクはクリックすると無限にアラートが表示されます!!

三日くらい経っても逮捕されないようなら自首してこようと思います。