第三十一期竜王戦第二局一日目

第三十一期竜王戦第二局

封じ手の局面は先手の広瀬八段が☖7六金に対して☗同銀ととった場面である。後手はただでさえ角を切って駒損しているので攻め急がされる展開になっているため、更にここで駒損を広げる訳にはいかない。

よって、ここは☖同銀とする他ない。

では、この局面を人間・コンピュータはそれぞれどのように考えているのだろうか?

人間側の考え

橋本崇載八段による考え(参考URL:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/bgame/1540253315)

  • 後手の攻めが単調
  • 自信持って攻めてるようには見えない
  • 先手が受け切りそう
  • 序盤の駒組みから▲95歩を先手が活かしてる
  • ▲95歩が後手の無理攻めを誘った
  • レールに載せられてるのが後手で忙しい
  • 駒得の先手は受け止めて反撃するだけ

確かに、一見このまま後手の攻めが続いて勝てるようには見えない。しかし、一見続かないと思われた居角左美濃から矢倉を打ち破った阿部五段vs森内九段の一戦があるので絶対に無理そうとは言い切れないところ。

どちらにせよ、この対局は後手の攻めが続くかどうかにかかっているように思われる。

コンピュータ側の考え

現在最強?と言われるorqhaを使って解析を行った。32bitアプリケーションという都合上、3.2GB分の局面までしか追うことが出来なかったが(笑)

*検討 時間 35:09.9 深さ 34/61 ノード数 5764294705 評価値 600↑ 読み筋 △同 銀(65)

ノード数58億、深さ34/61なのでこのレベルまで読める人間は全くいないと言い切っていいと思う。58億もの分岐の中で最善手を指し続ければ先手が+600ほど有利だと判断しているわけである。

コンピュータ同士の対局だと+400くらいつくとそのまま逆転せずに勝ちきってしまうことが殆どらしい。

ちなみにこの局面から先手bonanza6(R2768)と後手orqha(R4324)で対局させてみたところ全て後手が勝ってしまった。つまり、十分な戦力差があればまだまだわからないという局面であるということだ。

しかし、広瀬八段は非公式レーティングレーティング1位の現在最強棋士の一人であり、羽生善治竜王と大きなレーティング差があるとはとても考えられない。

となると読み抜けなどしかないが、残り時間は羽生竜王が4時間ほど、広瀬八段が4時間半ほどで大きな差は見られない。

つまり、広瀬八段が落ち着いて指せば既に勝ちきれる局面だと言えるわけである。

現在の局面

午前九時に対局が再開されて、現在の局面は以下の通り。

ちなみにコンピュータの最善手は☗5六金らしいです。

竜王戦HP

2018年10月23日〜10月24日 七番勝負 第2局 羽生善治竜王 対 広瀬章人八段|第31期竜王戦

ここで最新棋譜が見れます。

見れるんだけれど、なんで今どきFLASHって言う気はしている。さっさとHTML5にしてどうぞ。

最後に

https://shogi.mydns.jp/

本記事でも利用しているSVG/PNG形式の局面図を生成してくれるとっても便利なサイトです。使ってくれると嬉しいゾ☆

ヘッダー画像はFreepikからいただきました。素晴らしいイラストありがとうございます。

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