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Ryujinx

yuzuとはまた違うニンテンドースイッチのエミュレータのこと。
神プログラマーにyuzuとRyujinxのどっちがいいときいたところ「いくつか理由があるけど、こっちがいいよ」と言われたので採用。
導入手順
yuzuよりもちょっとめんどくさかったのですが、それでも以前に比べると簡単になっているので簡単に紹介します。
実機の改造のしやすさと、ゲームのダンプのしやすさをかんがえるとPS3のエミュレータよりもとっかかりやすくて良いですね。
Ryujinx本体のダウンロード

アップデートがあれば自動でインストールしてくれる優しさ設計。
キーのコピー
後述するファームウェアをインストールする際などに暗号化されたNCAを復号する必要があるので、キーが必要になってきます。
「File」から「Open Ryujinx Folder」を選択してフォルダを開いたら、その中のsystemというサブフォルダの中にprod.keysをコピーします。
prod.keys自体はLockpick_RCMを使って取得してください。
また、このときprod.keysはインストールしたいNCAを復号するために必要なキーを含んでいる必要があるので、なるべく最新のものを使うこと。
現在の環境だと、FW11.0.1がインストールされているNANDでLockpick_RCMを実行しないと、FW11.0.1をインストールすることができません。
ファームウェアのインストール
Ryujinxはファームウェアをインストールする必要があります。
カートリッジのダンプであるXCIがあるなら、その中にファームウェアが入っているのでそれでもいいですが有志がアップロードしてくれているファイルを使うほうが新しいものが揃っているので確実です。
自分でNANDからダンプする方法もありますが、手順もややこしいのでこっちでいい気もします。
「Tools」から「Install Firmware」を選び、更に「Install a firmware from XCI or ZIP」を選択して、ダウンロードしたファームウェアをインストールします。
ゲームの読み込み
設定の「General」から「Game Directories」を指定すればそこにあるNSP、NCA、XCIを全て読み込んでくれます。個人的には全部読み込まれるのは逆にうっとおしいので一長一短かも…
ここに表示されるとリストから消せなかったのもマイナスポイント。フォルダ内はあらかじめ整理整頓して置かなければいけません。
アップデータ/DLCのインストール
yuzuと同じくRyujinxもゲームのアップデータやDLCのインストールに対応しています。
yuzuよりもいいなと思ったのは、アップデータの簡単に切り替えられる点です。簡単にバージョンを上げたり下げたりできるのは良いですね。
遊んでみた感想
びっくりするくらいに重いのと、再現性はyuzuに大きく差をつけられているという印象を受けました。
例えば、逆転裁判はyuzuだとほぼ実機並みに動作するのに対してRyujinxだとロードまでにほとんど固まっているんじゃないかという状態が数分続きます。全然ゲームが始まらない!!
あとなんか知らんけど逆転裁判をやるとコントローラが勝手に反応しまくってひたすらAボタンとBボタンが連打された状態になる、なんだこれ。
一応XInputでキーコンフィグをやり直したら直ったけど、よくわからんことになってました。
スプラトゥーンだと、キャラクター選択画面のガールとボーイの文字が表示されていないというエミュレータあるあるのバグが発生していた。これは初期のyuzuでも発生していたので、何らかの問題があるんだろう。
ちなみに、どのくらい重いかというとi7 6700K程度のスペックでは常にCPU使用率が100%で張り付いています。
CPUのベンチマークサイトによるとi7 6700Kは約9000のスコアで、8700Kと9700Kが約14000。欲しいなーと思っていた9900Kだと19500くらいあるみたいです。6700Kでカツカツということは8700Kでも厳しそうな気がするので、スプラトゥーンをまともに遊ぼうと思ったらi9レベルは必要になるのかもしれません。
あと、何故か3.1.0のアップデータを入れると画面がめっちゃ暗くなりました、何故?
yuzuよりも便利なことは間違いないので、ぜひともうちの今のパソコンで遊べるくらいアップデートが進むと嬉しいな、と思ってみたり。
記事は以上。
自身を天才と信じて疑わないマッドサイエンティスト。二つ上の姉は大英図書館特殊工作部勤務、額の十字架の疵は彼女につけられた。
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