Sigpatch
SigpatchとはSignature patchのことで、日本語訳すると「署名パッチ」となります。
これがなんのために必要かというと、非署名のNSPをatmosphereで起動させるためです。atmosphereは海賊版対策のために署名がないNSPを起動できないようにしているので、その制限を解除するというわけですね。
ただ、カートリッジやeShopからダウンロードしたゲームであればダンプ時にチケットを含んだままNSP化することが可能ですので、ちゃんと設定してダンプしていればこのパッチが必要になることはあまりありません。
必要となるのはNSP形式の自作アプリ(Tinfoil)などをインストールする場合です。
FW11.0.1向け
今回のアップデートではFW10.2.0から11.0.1までの中で対応が抜けていたものに対して、パッチが効くようになったようです。
ただ、これはただのパッチファイルだけなので、ロードするためにはHekateの設定を変更する必要があります。
HekateでSigpatchを有効化する手順
以前書いた記事で、Hekateの設定ファイルを変更してCFW起動時にSigpatchを読み込むようにする方法について解説しているので、詳しくはこちらをどうぞ。
まとめ
この前ちゃんと自分で証明書込みでダンプしたはずのNSPが動かなくてビビったのはここだけの秘密。
カートリッジからBaseを抜き出す場合、WAIN DUMPERだとちゃんとインストールできるのにNxDumpToolだと署名うんたらのエラーがでてきました。
で、WAIN DUMPERが何故かうちの環境で動かなかったので仕方なくSigpatchを入れたという経緯があります。
それよりもSysNANDのFWが11.0.0以上だとカートリッジ読み込みのためのドライバの問題か何かでCFW側でカートリッジが読み込めず(場合によってはCFWがクラッシュする)バグがあるので、これもなんとか解決したいです。
そうでないとそもそもカートリッジのダンプによる証明書の検証なども行えないので。
おもろいなーって思っていたら漫画がいつの間にかでていたので、買おうと思います。
記事は以上。
自身を天才と信じて疑わないマッドサイエンティスト。二つ上の姉は大英図書館特殊工作部勤務、額の十字架の疵は彼女につけられた。
コメント
これ ( https://github.com/ITotalJustice/patches/releases/ ) との違いってありますカネ?どっちの方が良いトカ。僕は↑が良いと思いますケド