Sigpatchとは
当ブログでも再三に渡って説明しているのだが、atmosphereには海賊版対策として署名のないNSPはインストールも起動もできない仕組みが備わっています。
コレ自体はとても良い機能なのですが、この機能があると自分でカートリッジからNSPをダンプした場合にも署名を保存しておかないとインストールできなくなってしまいます。
Tinfoilのような非公式アプリをApplet Mode以外で起動させるにもSigpatchが必要になってきますので、使いたい方は導入必須です。
Sigpatch Installer
従来であればSigpatchはいちいちPCでダウンロードしてSDカードにコピーする必要があったのですが、それを一括で行ってくれるSigpatch Installerがリリースされていました。
リリースが停止していたのですが、有志の方が新しいSigpatch Installerをリリースしてくれたみたいです。
Sigpatch InstallerをダウンロードしてSDカードのswitchフォルダにコピーするだけです。
色が変わっただけでほぼ同じなのではという疑惑…
SYSNANDとEMUMMCのどちらにインストールするかが選べます。SYSNANDはなるべくオリジナルの状態で起動したいので、今回はCFW(EMUMMC)を選択しました。
選択後+ボタンを押すとインストールが始まり(一瞬で終わります)、自動的に再起動がかかります。

インターフェースは無機質なものに変わっていますね。この辺はSigpatch Installerの方がかっこよかったです。
Kosmos/DeepSea/Hekateユーザは上から二番目の「Update Sigpatches (For Hekate / Kosmos Users)」を選択しましょう。
おまけ
本来であればSigpatchなしでNSPを起動したいのですが、そのためにはゲームデータを証明書付きでダンプする必要があります。
ゲームカードやアップデータからNSPを抽出するための方法としてはNXDumpToolを使うのが一番簡単でわかりやすいと思います。上の記事で使い方について解説しているのでどうぞ。
記事は以上。
自身を天才と信じて疑わないマッドサイエンティスト。二つ上の姉は大英図書館特殊工作部勤務、額の十字架の疵は彼女につけられた。
コメント
いつも拝見させてもらっています。
sigpatchが公開停止になっているようですね。
今後、NSPの導入・起動ほどうなるんでしょう。
自分はまだSigpatch Installerを導入していないのでわからないんですが、
これはまだ有効なんでしょうか?
Sigpatch Installerはgithubのレポジトリからnosigpatchをダウンロードしてきているだけなので動かなくなっていると思われます。
NSPの起動自体はatmosphereでサポートされているのでユーザ側がちゃんと署名(Ticket)付きでゲームをダンプするように心がければ特に問題はないと思います。
DeepSea v1.8.1をcfwとして導入しましたが、吸い出したソフトが一つインストールできない状況が続いています。
Sigpatch Installerにゆきつきさっそく試したのですが、3つすべてでインストール失敗してしまいした。
なにがわるいのでしょう?
どんなエラーでインストールが失敗したのかわからないのでなんとも言えません。
吸い出したツールが何なのか、どのような設定で吸い出したのかなどの情報を頂きたいです。
初めまして。
こちらを参考にインストールしましたが、
ソフトを起動できませんでしたとエラーが出ます。
どうしたらよろしいでしょうか?
エラーコードと環境を教えていただきたいです。
こんばんわ。
ご連絡ありがとうございます。
最新の11.0.0です。
対応のATMOSPHERE v0.16.0-p2をいれております。
起動はしますが、
old NYx GUi found!there will be dragons!
update your bootloader folder!
とでできます。
なにか間違っているのでしょうか?
ソフトを起動するとこのユーザーでは遊べませんと出ます。
また
CFW emuMMCから入ろうとすると
emuMMc is forced but not enabled!
failed to launch Hos!
とでてきます。
そもそも導入がうまくいってないのでしょうか??
CFW EmuMMCについては導入が上手くいってないようです。
Bootloaderが古いと言われる件についてはインジェクトしたペイロードのバージョンが古い可能性が考えられます。いくつか解決法は思いついているので、後々記事にしますね。