MapEditor
ShakeMapperのオマケファイルとして作成したのがMapEditorで、サーモンランのMapファイルを自動で編集してくれるプログラムです。
サーモンランのMapファイルにはオブジェクト位置が全て記されており、その中にはカンケツセンの位置や、ドスコイ大量発生におけるキャノンの位置なども含まれています。
また、カタパッドやコウモリの駐車場の位置なども載っています。つまり、ここを弄ればサーモンランのプレイ環境を簡単に変更できるということです。
変更したいことまとめ
変更したいことはいろいろあったのですが、とりあえずコウモリとカンケツセンについて弄ってみました。
コウモリの駐車場多すぎ問題
以下の図はドンブラコにおけるコウモリの駐車場をまとめたものです。
干潮側(赤い点)はまあいいとして、通常と満潮がいくらなんでも多すぎだと思うんですよ。
特に(932と995)、(789と708)、(712と789)の付近は近すぎて「これ分ける意味あったんか?」レベルなわけです。
で、あまりにも多いのでこれをなんとか減らしたいわけです。じゃあどうやって減らすかということですが、適当にわけるのもなんか恣意的なので、次のように条件をつけることにしました。
他の駐車場と最低でも200以上離れている
これならまあ多分多くの人に賛同してもらえるのではないかと思います。
要するに「移動するからには最低でも200は移動する」ということを保証してくれるわけです。
ちなみにイカちゃんはイカ状態で移動すると1秒で120くらい移動できます。
すると数も減ってかなりいい感じになったのではないかと思います。
ただ、今回はコウモリ駐車場間の距離しか考えていないので、干潮側の距離130の美味しいポイントが消えてしまったのはデメリットになってしまいました。
なので、次は「コンテナに近いものから追加するかどうかを決める」という動作にすることで遠いところのコウモリポイントを疎にできるのではないかと思います。ここは次回までの課題ですね。
遠すぎるカンケツセンを消す
カンケツセンは運が介在するのは仕方ないのですが、あまりにクソルートが多すぎるステージはカンケツセンの位置を変更するか、前のドンブラコのようにカンケツセンを消すことでゴール位置を変えたりルートを変える必要があります。
シャケト場、お前のことだぞ。
まずシェケナダムだと、以下のルートがクソルートです(個人の見解)
A → F または F → A
なんでこんなに短いかというと、カンケツセンはアタリとゴール位置が三次元距離(もちろん直線)で最低でも400離れるようにプログラム上設定されています。
ただ、直線距離が400といっても実際にはまっすぐアタリからゴールに進めるわけではないので、キンシャケが移動する距離は直線距離よりも長くなるケースが多いです。
ところがこのA-F間はちょうど距離が400でプログラム上アタリとゴールの組み合わせになってしまう上、キンシャケがまっすぐ移動できてしまうルートなので撃てる時間がものすごく短いのです。
ただでさえシェケナダムはBやHのカンケツセンが遠くてあけるのがめんどくさいのに、やっとアタリを引いてルートがこれだと萎えます。
金イクラのドロップ位置も海岸に近いので、あっという間にタマヒロイに回収されるので本当にクソルートです。
A → C
コンテナ近くを通らないのでクソルートです、ホントクソ。
逆ルートのC→A→は多分一回中央広場通るかもしれない、しなかったらすまん。
I → H または H → I
だんだんコンテナから遠ざかっていくだけのクソルート。まあでも一瞬近くを通るだけまだマシかも知れない。
網上はタマヒロイがくるのが遅いので、ドロップさえさせてしまえばなんとかなることも多い。
コンテナから450以上離れている
というわけでコンテナから450以上離れている、おいしくないカンケツセンを消すことにしました。
するとBとHが消えました。
Aは残っているのでA→CやC→Aのクソルートは健在かもしれませんが、遠くのカンケツセンが消えればアタリを見つけるのは楽になるので、クソルートのデメリットはカンケツセン削除で十分まかなえているはずです。
カンケツセンを消した結果
消したのでID割り当てがちょっと変わります。
A→EやA→Bルートは健在ですが、まあ遠くのあいつらが消えたので大丈夫でしょう。
G(旧I)アタリの場合は旧Bと旧Hにいくルートが消えたのでAに向かう一本になります。
どうやら、単純に(例外はあるかもしれんけど)本来のルートが消えるだけのようですね
まとめ
Mapファイルいじるのは一度やってみたいなと思っていたのですが、やってみたら意外と簡単でびっくりしました。
ちなみに、カンケツセンは消すとDesyncしてゲームがクラッシュするのですがコウモリの位置は消してもコウモリの挙動がちょっとおかしくなるだけで普通にプレイできました。
自身を天才と信じて疑わないマッドサイエンティスト。二つ上の姉は大英図書館特殊工作部勤務、額の十字架の疵は彼女につけられた。
コメント
コウモリ確かに鬱陶しいですが、コウモリの移動速度やアメフラシの弾の飛距離と効果範囲のために配置間隔の制限があるんでしょうね。特に放置すれば三方向からアメが降りうる状況がうまれるよう調整されてるように思います。
距離が近い場所は何を意図しているのでしょう。高低差がある箇所のようですが、湧いてきたシャケが多くなってもそのうち倒せるようにでしょうか。重なると撃ち返しても当たりませんし。
個人的には正しい方向に撃ち返せば抛物線を描いて抹殺できるとありがたいのですが、そうすると射線上のバクダンや肩パッドを倒すことができなくなりますね。