Macbook Proで4K60Hzデュアルモニタを実現した話

デュアルモニタとは

デュアルモニタの例

デュアルモニタとはパソコンのモニタを二つ使った環境のこと。

いやいや、一枚で十分でしょとか思っている人は騙されたと思って一回デュアルモニタにしてみてください、一度この利便性に慣れるともう戻れないので。

玄人になるとトリプルモニタとかにも手を出すのですが、Macbook Pro 13インチモデルはディスプレイは二枚追加までしか対応していないので、

本体のモニタ+二枚の外部モニタでトリプルディスプレイが限界となります。

三つモニタがあるけれど、外部モニタが二つなので個人的にはこの環境はデュアルディスプレイと言ってしまう。一般的にはどうなのだろう?

覚えておきたい用語集

Macbook ProにはUSB-Cが挿せる端子が二つあります。

が、これはただのUSB-Cではありません。ぼくもつい最近(遅い)知ったのでそれをご説明します。

Thunderbolt

Macbook Proに搭載されているUSB-CはThunderbolt対応です。

なんだかたいそうご立派な名前ですが、すごいUSB-Cだと思ってください。

いろいろ違いはあるみたいですが、今回のデュアルディスプレイ構築に限って言えば最も違うのは最大帯域が40Gbpsもあるということです。

要するに、たくさんデータを送れるということです。

USB3.1

一般的なUSB-Cはこちらです。

最大帯域が10Gbpsしかありません。

が、これは250MB/sに相当するので、普通のSDカードやUSBメモリの書き込み速度を大きく上回っているので一般的な使い方で困ることはありません。

困るのは今回のような特殊なケースのみです。

注意しておきたい点

アマゾンなどで5000円くらいで売られているUSB-Cの拡張ケーブルは全てUSB3.1にしか対応していません。

なので、もともとThunderbolt(以下、TB)用に設計されたMacの機器を延長して使うことができないわけです。

また、帯域が圧倒的に足りないので4K対応と書かれていても99.9%4K30Hzまでにしか対応していません。

FHD(1080P60Hz)出力には対応しているので、FHDのデュアルモニタにしようとしている人は問題なしです。

30Hzというのは60Hzに慣れている人であればパラパラ漫画にしか見えないので、そんな環境で使うのは絶対にやめたほうがいいです。

用途別の解決法

1080P60Hz シングルモニタ

要するに外部モニタを一つ追加したい方向け。

日本国内で販売されているモニタはほぼ100%HDMIコネクタが搭載されているので、これとHDMIケーブルを買って差し込めば使えます。

HDMIケーブルに関して言えばモニタについてる場合が多いので、ケーブル自体も買わなくていい可能性が高いです。

1080P60Hz デュアルモニタ

上で紹介した製品を二つ買えば問題なし。

4K60Hz シングルモニタ

とっつきにくく、また人柱が少ないために情報が少ない4K60Hzですが以下の製品を買えば解決します。

4K対応モニタにはDisplayPort(以下、DP)端子がついていることが多いので、DPケーブルで接続するのがベターです。

HDMIケーブルでもいけますが、HDMI2.0に対応してないとダメだったりでややこしいのでDPがおすすめですね。

このとき注意しなければいけないのは、このDP-TBのケーブルは直接Macに挿さなければいけません。

何故ならこれはTBに直接挿すことを想定してつくられているのに、安価なドックをかませた時点でUSB3.1までの帯域しか使えなくなるからです。

例えているなら、バケツリレーをしているときに後ろの人一分で十回運べるだけの能力があっても、前の人が一分で五回しか運べない場合は、後ろの人は手持ち無沙汰になってしまうのと同じです。

まあでもシングルモニタであれば一つのTB端子を専有しても、もう一方のTBにDockを挿して拡張すればいいわけです。

4K60Hz デュアルモニタ

さて、本命の4Kデュアルモニタです。

シングルモニタのときに使ったケーブルを二本用いるとその他のUSB機器が何も挿せない上に、そもそもMacbook Proの充電すらもできなくなります。

実際には4K出力には電源の供給が必須なので、シングルモニタでも電源ケーブルを抜くと画面が映らなくなります。

4Kデュアルモニタに興味がある方であればひょっとしたら以下の記事を既に読まれているかもしれませんが、注意しないと上の方で紹介されている方法では一方のモニタが4K30Hz出力になってしまいます。

こっちならちゃんとデュアルモニタで4K60Hz出力ができます。

となると、必要になってくるのはTB対応の拡張Dockなわけです。

で、それを達成するのが以下の商品です。

似たような商品がいっぱいあったり、もう少し安価なものだったりがあると思うんですが、おとなしくこれを買っちゃったほうがいいと思います。

何故これをおすすめするかという理由一覧

  • Apple Storeでの取り扱いがあるという安心感
  • 保証や返品などのサポートもバッチリ
  • 小型で軽量、じゃまにならない
    • ただ、給電アダプタはびっくりするくらい大きい
  • TB経由で給電するのでMac自体に電源供給が不要
  • 以下のポートを装備
    • LANポート
    • 五つのUSB3.1ポート(前面1、背面4)
    • 二つのTBポート(Macとの接続用に一つ使います)
      • もう一つで上で紹介したDP-TBケーブルを使います
    • SDカードポート
    • 二つのUSB-Cポート(全面1、背面1)
    • 3.5mmのイヤホンとマイク

で、なにより便利なのが余計な配線が全く要らないというところです!!

この配線一本で完結、便利すぎる

Macbook Proを外に持っていきたいな、っていうときはこのケーブルを抜いちゃえばそれで終わりです。

家に帰ってきたときもこのケーブルを挿すだけで充電からなにから全部やってくれます。

まとめ

家にいるときにMacbook ProをあたかもデスクトップPCの様に利用したいのであれば必須とも言える商品。

Macbook Pro自体の性能はデスクトップPCと比較して決して高いとは言えないが、簡単なコーディングやブラウジングに対しては有り余るほどの性能がある。

特に、他社製品のノートパソコンよりは絶対に性能が高いので困ることは殆どない。

4Kデュアルモニタの情報は少ないので苦戦しましたが、なんとか環境が構築できてよかったです。

記事は以上。