ぶっこわれたiPhone6Sを修理してみた

iPhone6S

2015年9月9日(現地時間)、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコのBill Graham Civic Auditoriumで開催された「Special Event September 2015」でiPhone 6s Plus・iPad Pro・iPad mini 4・Apple TVと共に発表された[2][3]。

もう四年前のデバイスなのかと思う一方、まだ四年前なんだなという感じもします。

なんでiPhone6Sが必要なのかというと、今開発しているアプリがiOS13以上でしか動作しないのですが、ぼくがiOS13以上のデバイスを所持していないために実機での検証ができないんですよね。

で、おねえのお古であるデバイスを貸してもらおうかなーと思って声をかけたわけなんですよ。

以下、昨日のうちでの会話。

おねー、なんか古いiPhoneとか余ってない?

んー、あったかも?でも、きょーちゃん(姉がぼくをこう呼ぶ)何に使うん?

アプリ開発してるんだけど、実機で検証したい。

ふーん(聞いといてよくわかってない)。あ、あった!

やったー!それちょうだい。

ボロっちいけど、いい?

で、渡されたのがこれ!!!

想像以上にボロい!!!!!!!てか画面割れてる!!

おまけにデジタイザがイカれているのでタッチが全く反応しなくてロック解除はおろかPCに繋いだときのデバイスの認証すらできません。

うーん、これは直すしかないか…

修理してみた

一度非公式の修理屋で修理しているらしいので、Apple Storeには持ち込めません。

というか、こんなぼろぼろなのを10000円以上かけてわざわざ直そうという気もしないですし。

これなら液晶に加えてデジタイザも最初からついているのでフロントパネルを交換するだけで済みます。

注意しなければいけないのはTouch IDで、これは非純正品に交換するとシリアル番号が一致しないので機能しなくなるという問題があります。

指紋認証をつかさどるところなのでこれは仕方ないかなっていう気もしますね。一時期はTouch IDを交換するとそもそも起動しなくなるっていう問題もありましたが…

なのでTouch ID自体がぶっ壊れたときはおとなしくAppleで修理してもらうのが一番です。

修理の流れ

iPhoneなどの修理方法はYoutubeなどで検索しても出てきますが、iFixitのサイトが一番わかりやすいと思います。

LCD交換

難易度は普通くらいで10セクションの42ステップで二時間弱くらいかかるみたいですね。

まあ難易度かなり高いiPadの液晶交換とかもしてきたし、このくらい余裕やろ()

リペアの方法は前任者もたくさんいるのであえて当ブログでは紹介しません。

ググればわかりやすい記事を書いてくれている方が見つかると思います。

バッキバキの状態から修理されたiPhone6S

DFUモード

単純にリペアしただけだとTouch IDが効かないという噂があったので、とりあえずiOS13に初期化してみることにしました。

初期化の仕方はOTA(Over The Air)やリカバリーモードなどがあるのですが、最もきれいに初期化できるDFUモードからリカバリを行いました。

まずはiPhoneをDFUモードにいれます。

DFUっていうのはDevice Firmware Upgradeモードのことだね!

iPhone6Sでしたら、電源ボタンとホームボタンを10秒押し続けてから電源ボタンだけを離しで5秒くらい待てば真っ黒な画面が表示されます。

PCと接続していたらiTunesが反応するのですぐわかります。

見た目はリカバリーモードそっくりなDFUモード

DFUモードの起動シークエンスはBootROMに書き込まれているんよ。

BootROMはその名の通りROM(Read Only Memory)なので書き換えが不可能です。つまり、どんな悪意あるプログラムでもここのプログラムを破壊することはできません。

要するに、物理的にiPhoneが壊れているわけではなければ必ずDFUモードで起動でき、iPhoneを復元することが可能ということです。

このモードがあるおかげでiPhoneは弄り放題なんですよね。

さて、無事にiTunesで認識したらiOS13のファームウェアをダウンロードしてリストアしちゃいましょう!

初期化

だいたい二十分くらいかかりましたが、無事に初期化に成功しました!

iOS13に復元したiPhone6S

さて、問題のTouch IDは…

バッチリ使えて大満足です!!!

ほしかったもの

記事の上の方で紹介したリペアパーツでねじ回しや液晶モニタを外すためのパーツなどは揃っていたので基本的に困ったことはないのですが、カンペキを目指す方のためにこれも買っておいたほうがいいよっていうものをご紹介します。

iPhone6Sからは簡易防水機能がついていて、液晶と外側のフレーム(リアフレーム)は両面テープで固く固定されています。

これが液体の内部侵入を防ぐ役割を果たしているのですが、リペアパーツにはこの防水テープが付属していないので交換すると防水機能が失われてしまいます。

画面がぶっこわれて液晶を交換する際にはこの防水テープもしっかり交換したほうがいい(経験上、汚れていて使い物にならないケースが多い)ので、これは買っておいた方がいいと思います。

指紋認証は純正のホームボタンでしか機能しないので、リペア時に液晶から取り外して交換用の液晶に移し替える必要があります。

そのときにホームボタン固定用のシリコンテープが劣化してしまうのでこのテープも買っておいた方が絶対にいいです。

これを貼らないとホームボタンがペコペコ移動してとても気持ち悪いです。

まとめ

画面の交換自体は簡単でしたが、ホームボタンやカメラなどの移植はちょっと面倒でした。

特にカメラは接着テープでピッタリくっついていたので「これ剥がせるのか?」と若干疑心暗鬼になりましたが、なんとか成功することができました。

あと、iPhone6Sまではホームボタンが物理キーなので(iPhone7からは電子キーになっている)、「押す」っていう感覚がリアルにあってiPhone8に慣れてしまった現状では違和感アリアリでした。

ちなみにバックパネル(正確にはパネルではないのだが)を交換するにはリアフレームを全て交換する必要があります。

これは内部のコンポーネントを全て一度取り外さなければいけないので難易度高いんよね。

ちなみにやりたい方は以下のリンクからどうぞ!!

ぼくはケースつけたらバックパネルは見えないから今すぐは修理しなくていいかなあなんて考えています。

記事は以上。