カタパッド片翼化について議論する

カタパッド片翼化について

カタパッドは両方の射出口(以下、両翼)が残っていると定期的に八つのマルチミサイルが射程無限でとんできてステージを塗るので放置しておくとプレイヤーの動きが極めて制限されてしまいます。

片方でも落としておけば飛んでくるマルチミサイルが半分になるので、キケン度が半減するというわけですね。

しかも、同一オオモノは同時にステージ上に三体しか存在しないという制約があるので、片翼カタパッドを三体(12発)放置するのは両翼カタパッド二体(16発)を放置するよりも安全ということになるのです。

また、上限に達したオオモノシャケが更に出現しようとする場合、別のオオモノに変化することが知られています。

つまり、カタパッドを三体放置しておけば四体目のカタパッドがでるかわりにモグラやテッパンといった寄せやすいオオモノが出現するケースもあるということです。

本記事はこのカタパッド片翼化が実際どの程度のメリットがあり、片翼化によるデメリットについても考察するものである。

カタパッドの基本性質

まず最初に知っておかなければいけないのはカタパッドの性質についてである。

性質ときいて知識豊富な方はピンときたかもしれない。

あー、向かって右側がどっちを狙うとかそういうの?

実はそれ、ほとんど関係ないんだよね…

そう、残念ながらどっちの射出口がどのようにプレイヤーをターゲディングするかというロジックは実はさほど重要ではないのである。

重要ではないのだが、なぜ重要でないのかを説明するためにカタパッドのターゲディングについてまずは説明しようと思う。

ターゲディング

自分は検証していないので確信を持って言えないのだが、どうやら向かって右側の射出口がカタパッドに一番近いプレイヤーを狙い、左側の射出口が最も近いプレイヤー以外で生存しているプレイヤーからランダムに狙うらしい。

つまり、あなたがカタパッドを倒そうとしているならあなたが基本的にはカタパッドに一番近いプレイヤーになるはずなので、右側の射出口はあなたを狙うはずである。

よって「仲間の邪魔になりがちな左側からボムを投げるほうが良い」と解説している記事やツイートをたまに見かける。

結論から言ってしまえば、そんなことを気にしている暇があったら入れられそうな方に入れてしまえばいい。左ばかりに意識が向いてしまってボム投げを外しているようでは本末転倒である。

何故なら片方の射出口を落としたカタパッドは、どちらの射出口が残っていても常に最も近くにいるプレイヤーを狙うからです。どっちを先に落とすとかはそこまで重要ではないということを覚えておきましょう。

片翼カタパッドは常に一番近くにいるプレイヤーを狙うので、満潮トキシラズ対岸や満潮ドンブラコでわざとコンテナから離れることでカタパッドをほぼ無力化することができます。

満潮トキシラズとドンブラコはカタパッドが複数残っているときに全員がコンテナ周りにいるのはゼンメツのキケン性がすごく高いんよね。

要するに、ターゲディングが誰かということが問題になるのはカタパッドが出現して一番最初に射出口にボムを入れて爆発するまでの間だけなのである。

同時出現数

先述したように、同一オオモノシャケは同時にステージ上に三体しか出現しないので四体目のカタパッドは絶対にでません。

じゃあもし四体目カタパッドがでる湧きだったとしたらどうなるんだろうということになりますが、これは制限に引っかかって出現できないオオモノの代わりに別のオオモノ(以下、代替オオモノ)がでてくることがイカッチャによる検証からわかっています。

SeedHackと同じようにオオモノの出現テーブルや代替オオモノも予測可能だと思います。

メリットはどの程度のものか

片翼を落としてマルチミサイルの数が半分になれば脅威は半減するわけですが、全部落とせば脅威自体がなくなるわけです。

そう考えると、落とせるものをわざわざ片方残しておく意味もなさそうに思えます。

よって、カタパッド片翼化の最大のメリットは「マルチミサイルの脅威が半減すること」よりも「カタパッドの代わりにモグラやテッパンが出現すること」といえるかもしれません。

では、具体的にどのくらい減るのでしょうか?

@Ninten5555氏の計算によれば「通常はテッパンかモグラがでる確率(以下、テッパン化・モグラ化とする)は28.6%だが、カタパッドが片翼化していれば33.4%になる。タワー化する恐れもあるが、十分お釣りが返ってくる期待値である」

これは基本オオモノが七種類であることから、仮に全てのオオモノが当確率で出現するなら一体あたりの確率は14.29%なのでテッパンかモグラとなるとその倍の28.58%となり@Ninten5555氏の計算結果と合致します。

カタパッドが三体埋まっている状態だとオオモノは六種類しかでないので一体あたりは16.67%なので、その倍は33.34%となります。

これ、すっごいお得なんじゃ!?

ところが残念、これは条件付き確率なのでこれだけでは論ずることはできないのだ。

一見すると5%くらいも確率が上がるので得しかないように見えるのですが、ここに確率のマジックが隠されています。

というのも、そもそも33.34%という数字はカタパッドが三体以上出現するという条件付きの仮定だからです。

実際の期待値を計算する

となると、本当の意味での期待値を求めようとすると結構めんどくさい計算をしないといけないことがわかります。

  • カタパッドが三体以下しか出現しない場合
    • 落としても構わないカタパッドが無意味に生存
    • よってメリットは0
  • カタパッドが四体以上出現する場合
    • N体出現する場合N-3体に対して代替オオモノが出現
    • (N-3)*0.3334体の期待値がある
    • 全部運べばN-3個の金イクラが得

ここまで計算してうーんってなったのですが、期待値として仮にカタパッドが五体くらいでるカタパッド祭りだったとしても金イクラに換算して二つしか得にならないわけです。

これって有効な戦法と言えるのでしょうか?

例えば、仮にカタパッドが五体でて期待値通り二つの金イクラが得になったとしてそれなら最初にでてきたカタパッドを倒して三つ運んで残りの四体のカタパッドを片翼に放置したほうが得ではないでしょうか?

なので声を大にして言います、片翼カタパッドに神聖化されるようなメリットは全くないです。

もう一度いいます、片翼カタパッドを三体放置してモグラやテッパンが代替することによるメリットは全くないです。

片翼放置したほうがいいカタパッド

とはいっても全部のカタパッドを片っ端から落としていっていいのかというのには明確にNOと言わせていただきます。

放置したほうがよい典型的な例

片翼放置すべきカタパッドとして有名なのが、シェケナダムでの満潮の青族カタパッドでしょう。

ここはハイパープレッサー以外ではイカ化できない金網を渡っていかなければ倒しにいくことができず、仮に倒したとしてもドロップした金イクラの回収も全く見込めません。

更にカタパッドの代替法則によると、青族のカタパッドを放置した上で更に青族からカタパッドがでたときに赤族に代替カタパッドが出現します。

青族に比べて赤族のカタパッドは比較的倒しやすい上に、倒したときの金イクラも回収しやすいです。

よって、再出現したときにすぐにハイパープレッサーを切れる状況でなければ青族カタパッドは倒さないほうが良いでしょう。

片翼化によるデメリット

片翼化にはメリットはほとんどなさそうですが、カタパッドを倒すのが苦手であれば一定のメリットはありそうです。

しかし、カタパッドを倒すのが苦手であっても優先的に倒したほうがいいカタパッドが存在します。

絶対に落とすべきカタパッドの例

この図でいうところの緑族の1のカタパッドは見つけ次第必ず落としたほうがいいです。

何故なら、ここのカタパッドを放置すると最も倒しにくい緑族の2にカタパッドが出現する可能性が発生するためです。

逆に言えば緑1のカタパッドを倒し続ければ絶対に緑2のカタパッドは出現しないよ。

緑族の2のカタパッドは倒しにくいだけでなく、片翼にもしにくいのでできる限り出現してほしくありません。

どのカタパッドから倒すか

ぼくのHPから「カタパッドマップ」と検索すれば全ステージのカタパッドの出現場所、移動回数、代替移動先の情報が見れます。

それを参考にどのカタパッドから落とすべきかを考えてみてください。

まとめ

いかなるキケン度においても初手カタパは即落としで三つ運んだほうが得。

後半にシャケがたくさんいる中でモグラを倒して金イクラを三つ運ぶのと、初手シャケが全然いない中でカタパを倒して三つ運ぶのとどちらが楽かを考えてみてください。

ラストの湧きによってはオオモノがコンテナ横まで間に合わない可能性も十分あるしね。

ノルマはさっさと達成するのがクリア率を上げるコツ!運べるものはとっとと運んでしまおう!!

ノルマをクリアさえしていれば最悪、後半は逃げているだけでいいわけです。生存しつつ納品することよりも楽なのは火を見るよりも明らかですね。

シェケナダムの金網奥のカタパッドはすぐに倒せないなら落とさない方が安定します。

まあとりあえず騙されたと思ってカタパ両翼落としを実践してみてくださいな。

記事は以上。