Switch-Lan-Play 0.2.1がリリースされたぞ!

SwitchLanPlay

かいつまんでいえば、Switchのゲームにはオンライン対戦の他にアドホックモードとLANモードと呼ばれる二つのローカルモードが存在します。

  • オンラインモード
    • ニンテンドースイッチオンライン(以下NSO)加入が必須
    • インターネットを通じて他のNSO加入者とプレイできる
    • 一緒にプレイするためにはフレンドコード(以下FC)の交換が必須
  • ローカルモード
    • アドホックモード
      • NSO加入の必要なし
      • ニンテンドースイッチ自体の無線を使って通信
      • スイッチがあるならどこでもできる
      • (スプラの場合)観戦モードができない
    • LANモード
      • NSO加入の必要なし
      • 同一LANに接続している必要がある
      • ルータを使ってインターネットを使わずに通信
      • ルータとスイッチがあるならどこでもできる
      • (スプラの場合)観戦モードができる

スプラトゥーンの場合はオンラインモードがロビー、ローカルモードがイカッチャに該当します。

イカッチャでできることはサーモンランとプライベートマッチですが、デフォルトだとアドホックモードが有効になっています。

なので、イカッチャでそのままプライベートマッチをしようとすると観戦枠を割り当てることができずちょっと不便なわけです。

各モードでできること

オンラインアドホックLAN
ナワバリ××
ガチマッチ××
リグマ××
プラベ
サーモン

アドホックとLANではナワバリ・ガチマッチ・リーグマッチなどのウデマエが絡むモードは一切できません。

ただ、プライベートマッチができるのでガチマッチルールを楽しむことはできます。
サーモンランにおいてもキケン度・ステージ・ブキなどを自由に選ぶことができ自由度が非常に高いです。

で、この二つのローカルモードなのですが “ローカル” と書かれているようにお互いが近くにいないと遊ぶことができません。

スイッチの無線が何十キロも届くわけないですし、隣町の人と同じルータに接続していたりしないですよね?

ところが、LANモードに関してはネットワーク構成を上手くやることで別々の場所(インターネットに繋がるのであれば地球上のどこにいてもOK)でもあたかも同じLANを共有しているかのように装う事が可能です。

これを利用することで、遠く離れている友人ともLANモードで遊ぶことが可能になるわけです。

スプラにおいてLANモードでできること

  • NSOの加入なしにプライベートマッチが遊べる
    • インターネット料金以外は一切かかりません
  • 自由度の高いローカルサーモンランができる
    • 遠く離れた友人ともできます

もしもここまで読んでLanPlayに興味を持たれた方は以下の記事で導入解説しているのでどうぞ。

v0.2.1がリリースされた

長らく更新がなかったSwitch-Lan-Playですが先日最新版であるv0.2.1がリリースされていたので自分でビルドして使ってみました。

その際にVS2019でビルドできない問題があったのでissueを投げたらあっという間に修正されていた模様…space氏の仕事が早すぎます!!

ビルドエラーの内容はVS2019の更新かどこかで予約語が増えてinlineっていう定義が再定義になっちゃったとかそんなの。

原因はわかってたけど直し方がわからなかったので助かりました。

更新点

最新版のビルドを以下のレポジトリで配布しているのでどうぞ。

コンパイラの問題なのか、Space氏のものより90%くらい容量が小さいという不思議…

commitを見る限りはネットワークインターフェースを自動で指定してくれるようになったのが最大の変更点な気がします。

Switch-Lan-Play 0.2.1

ビルド

やりたい人がいるかどうかはわかりませんが、ビルド方法を載せておきます。

必要なもの

まずはビルドに必要なVisualStudioです。

最新のものがVS2019なのでとりあえずそれをインストールすると良いでしょう。

次にビルド用のファイルを作成するCMakeです。

これもダウンロードしてインストールするだけです。

最後にレポジトリからCloneしてくるためにGitが必要なのでそれもインストールします。

Clone or downloadからzipでソースコードをダウンロードできるのでそっちでもいいかも。

ビルド方法

まずはソースコードをダウンロードして展開します。

CMake

CMakeでswitch-lan-playのフォルダを指定して、出力先をbuildにします。

buildというフォルダは事前につくらなくても、CMakeが勝手に作成してくれる、賢い!

CMakeでコンパイラ指定

コンパイラはVisual Studio 16 2019を使用します。

このとき、二つ目の項目でプラットフォームを選択できます(x64, Win32, ARM, ARM64等)が、特に誰かにリリースするつもりでないなら何も選択しないのが無難です。

この画面になったらGenerateを押しましょう。

build下のプロジェクトファイル

あとはSwitchLanPlay.slnをVisuialStudioでひらいてビルドするだけです。

コマンドでやりたい方

x64 Native Tools Command Prompt for VS 2019を起動します。

普通のcmd(Command Prompt)だとMSBuildへのパスが通ってないから使えないので注意ね。

git clone https://github.com/spacemeowx2/switch-lan-play.git
cd switch-lan-play
mkdir build
cd build
cmake ..
MSBuild /p:Configuration=Release Switch-Lan-Play.sln

まとめ

次にでるのはメジャーアップデートのGUI化かと思っていたのですが、このタイミングで軽微なアップデートを入れてくれるのは「開発は続けている」ということが実感できて良いですね。

ユーザ的には一回エンターキーを押すのが減っただけ(しかも非公式GUIを使っている方はそもそもネットワークインターフェースの選択が不要だが)なのですが、現在LanPlay使用者の方は最新版にしておいた方が無難だと思います。

記事は以上。