ナワバリバトルの勝ち方を考える

ナワバリバトルのルール

公式サイトにはこのようにある。

ナワバリバトルは、4人対4人の対戦モード。
インクを塗り合い、塗った面積の多いチームが勝利
という簡単ルールだ。
公平なジャッジは、謎のネコにおまかせを!

ガチマッチと違うのは、相手を全くキルしなくても勝てる可能性が十分あるということ。もちろん、こちらだけが一方的にキルされているようでは勝てないのだが…

チョーシカンストに必要な勝率

ナワバリバトルで勝利を重ねているとチョーシメーターが変動していく。この値は最低が0.0で最高99.0まで増えていく。(この画像では12.5である)

チョーシは勝つと必ず1増えるのだが、負けると下がる値は現在のチョーシの値で変わる。

最も下がるのはチョーシが50.0以上のときで、負けると3.0下がる。

ということは、最低でも3勝1敗のペースを続けないとチョーシがどんどん下がってしまうわけだ。これは勝率75%をキープしなければいけないことに等しい。

勝率を上げるために

ナワバリバトルは最後の30秒で全てが決まるといっても過言ではない。最初にどんなに活躍していても最後の30秒でデスしてしまっては意味がない。ここがガチマッチとの大きな違いである。

最善の方法

いきなり結論から言ってしまうと、ナワバリバトルで最も勝ちに近い戦術とは「キルし続けて常に相手を人数不利にすること」である。これが最善であるのは間違いない。

というのも、ナワバリバトルはガチマッチと違って1人いないだけで戦力が全く違うからである。

しかし、この戦法は簡単なことではない。返り討ちにあってしまうと逆にこちらが人数不利になってしまうからである。自分のキル力に相当な自身がない限りはこの戦法は使わないほうが良い。

個人的な尺度で言えば、3分間でキルアシストなしで10キル以上とるのが安定しているならキルメインでナワバリバトルを戦っても良いかもしれない。

統計は裏切らない

どのくらいキルして、どのくらいデスしなければ勝ちやすいかというのは統計を取ればわかる。

スプラトゥーンのデータ分析にかけてはナンバーワンのstat.inkさんからデータをお借りして紹介する。

キルレごとのデータを取得するAPIがわからなかったので、画像として扱うことをご了承いただきたい。

これは十分にデータを取った結果なので(母集団がある程度偏っているとはいえ)、信頼できるデータといって良い。

これを見るとナワバリバトルにおいて、2デス以下であれば例え0キルでも勝率が48.8%あるのがわかる。ナワバリバトルにおいて、デスしないことは最も重要なのだ。

スーパージャンプは慎重に

1人の仲間が押し込んでいるとき、スーパージャンプして加勢したくなる気持ちはすごくわかる。

キルを取りたい気持ちはわかるのだが、「そのスーパージャンプは果たして必要か」どうかをやられてから復活するまでの間にマップを見て考えてほしい

後述するように、全落ちすると一気に戦況は不利になる。敵陣にいる仲間にスーパージャンプするというのはそういう可能性が生まれるということである。

残り時間が1分を切っていたとすると、自分がスーパージャンプして仲間共々やられたら2落ち状態である。これでは相手に逆転の芽を与えてしまう

自陣がまだ塗れていないならジャンプせずに自陣をしっかりと塗ろう。キルできなくてもその自陣塗りは勝利の可能性を1%でも上げることに必要だからだ。

押し込めている仲間がいるというのは強い仲間がいるという証拠。勝ちに近いのだから、みすみすそのチャンスを逃すようなことは避けよう。

ゼンメツ(全落ち)は絶対に避けよう

中盤まで押して相手にピンチをつけていたのに逆転負けした試合というのは、敵陣に不用意に突っ込んだ挙げ句に全落ちして巻き返されたという場合が多い。

「全落ち」というのは「自分たちを倒す相手が全くいない」ということで、相手は何の警戒もせずに好き放題に8.5秒もステージを塗ることができる

後述するが、8秒弱あれば1人で100ptくらい塗れてしまうので、4人いれば400ptも取り返されてしまう。もちろんそんな理想の塗り状況はないのだが、それにしたって300ptくらいは塗り返されてもおかしくない。

そして、相手はその塗ったポイントでスペシャルがたまっている。逆にこちらは(自陣側はある程度塗れてしまっているので)十分にスペシャルを貯めることができない。

どちらが有利かは火を見るよりも明らかだ。

もちろん、全落ちを避けてたった1人残ったとしても極めて不利なのには間違いない。しかし、1人もいないのと1人いるのとでは相手の警戒具合が違う。

相手が全力で塗ってきたとしても、こちらの残った一人と敵の一人で塗りが相殺できる(もちろん相手が圧倒的に有利なので完全に相殺は無理だが)ので、塗り返される面積も全然異なってくる。

デスの重みを覚えよう

ナワバリバトルではインクを多く塗った方が勝ちなので、敵味方ともにどんどんステージを塗っている。ラスト30秒ともなれば必然的に塗られていない場所は殆どなくなっている。

となると、ラスト30秒でデスしてリスポーンしたところで、リスポーン地点周りには塗る場所が全くないのである。

逆に言えば「リスポーン付近に塗る場所がいっぱいあるならそれはもう圧倒的なまでに負けている」ということである。

やられてからリスポーン地点に戻るまでには8.5秒かかる。

ここで仮にナワバリバトル中に5デスしたとする。これは少なくとも8.5*5=42.5秒間(実際には前線に戻る時間もあるのでそれ以上)3対4の人数不利になっていることを意味する。

ナワバリバトルは180秒しかないので、試合時間の25%も仲間が一人いないことになる。

ガチマッチにおいて1分操作せずに仲間が回線落ちしたときにメンバーが少なかったのでガチメーターが変動しないのはよく知られたことであるが、それでさえ5分の中の1分なので割合にすると20%である。ナワバリバトルで5デスするというのはそれ以上の負担を仲間に強いているのである。

8.5秒で塗れる面積

よく使われがちなブキで実際に8.5秒塗って試してみた。正確を期すためにフレーム単位で測定を行った。8.5秒であれば足りるということになる510フレームとなる。

のちのち検証します…

自陣塗り固め

自陣塗りは基本戦術であるが、有効なステージとそうでないステージがある。

相手が自陣リスポーン地点まで用意に侵入できるようなステージでは、確定ポイント(相手に塗りかえされない安全なポイント)として扱うことができないからである。

自陣塗り固めが有効なステージとは、押し込まれない限り相手が塗りかえしにくい場所が多いステージを指します。

各ステージの総塗り面積と自陣塗りポイント
ステージ名総面積自陣%
バッテラストリート2327pt590pt25.4%
フジツボスポーツクラブ1958pt
ガンガゼ野外音楽堂2128pt
コンブトラック2247pt
海女美術大学2448pt
チョウザメ造船2356pt
タチウオパーキング2212pt
ホッケふ頭2457pt470pt19.2%
マンタマリア号2355pt
モズク農園2356pt645pt30.1%
エンガワ河川敷2248pt
Bバスパーク1946pt
ザトウマーケット2167pt
ハコフグ倉庫1632pt
デボン海洋博物館2052pt764pt37.2%
アロワナモール2391pt
アジフライスタジアム2221pt822pt37.1%
ショッツル鉱山3081pt
モンガラキャンプ場2316pt
スメーシーワールド2858pt

自陣塗りのコツ

当たり前だが、自陣塗りをするためには塗れるブキを持ってくること。おすすめは誰もが持っているわかばシューター

インクアーマーを使って瞬時にインク回復ができる上に、仲間の生存力を上げることができるので直接的な塗りを稼ぐアメフラシをもつもみじシューターよりも便利な気がしている。

バッテラストリート

意識したいこと

これらの場所は相手が侵入不可能なため、絶対に塗り返されることがない。

また、相手の侵入は可能だが、中央を降りた直後の高台も塗り返されにくいのでしっかりと確保したい。

気をつけたいこと

ただし、ここを全て確保しても25.4%しかないのでこれだけでは決定打にはならない。

また、右奥はジャンプしながらカーリングボムを投げられると20pt程度塗り返されてしまうので気をつけたい。

ホッケふ頭

意識したいこと

左右の高台は相手が進入不可なため、絶対に確保したい場所であるが、場所が離れすぎているため両方を1人で塗ろうとするとそれだけで3分経ってしまう

また、3分間前線が3人しかいないというのも仲間に人数不利を押し付けてしまっていて、一気に押し込まれる可能性がある。

仲間と役割分担してどちらか一方だけを塗るように心がけたい。

気をつけたいこと

一度押し込まれると打開が非常に難しいステージ。また、直線なステージなためカーリングボムがささりやすい。

死角も多いので固まって同じ方向ばかり見るのではなく、いろいろな方向を見るようにしたい。

真っ直ぐなステージなのでスーパージャンプ以外にリス地からすぐに復帰することが難しく、ラスト30秒で相手を2落ち以上にできたら大逆転も可能。

逆に言えば、それを避けるためにも相手にピンチが付いている状態なら無理に押し込もうとせず、前線をキープまたはゆっくり下げる形でデスを避ける戦いを心がけたい。

モズク農園

意識したいこと

ステージ右は一応金網から相手は侵入可能なのだが、狙い撃ちされやすく、また仲間の応援がききにくいのでよほど押し込まれていない限りは塗られてもすぐに塗り替えすことができる。

意外と知らない人が多いのだが、リスポーン地点の裏は結構塗ってポイントを稼げる。マップで敵陣を見るとここが塗れていないことが結構あるので、自分たちはしっかりと塗って差をつけたいところ。

気をつけたいこと

ステージ右は金網のため返り討ちにしやすく、応援もききにくいのだが、ビーコンをしかけられると、応援がきいてしまうので必ずつぶすこと。

敵陣前は相手リスポーン地点から丸見えなのでここを塗りにいってもすぐに塗り返されてしまう開幕直後や中盤に押し込めているわけでもないのに敵陣を塗りにいくのはやめよう。それは相手にただスペシャルを貯めさせているだけだ。

残り1分を切ったあたりで、相手が中央に夢中になっているスキをついてこっそり塗りにいくのは戦略としてはアリ。臨機応変に使い分けよう。

デボン海洋博物館

意識したいこと

自陣を塗り固めるだけで40%近くも確保できてしまう、キルが苦手な方にはもってこいのステージ

競っているときは47% vs 45% のような結果になることが多いので、自陣だけで40%近くも取れるのは大きなアドバンテージである。

また、自陣左奥からは比較的安全に下のスポンジ付近の広場を塗ることができるので、ここも確保したいところだ。

気をつけたいこと

ただし、自陣といっても屋根が繋がっているので塗り返される危険性は常にあるので、敵の塗状況を見てこちらに向かってきていないかは注意したい。

リスポーン地点から自陣奥まで距離があるので、ビーコンを仕掛けられると延々と敵が自陣近くにとんでくる可能性がある。ビーコンは確実につぶしておきたい。

アジフライスタジアム

意識したいこと

自陣を塗り固めるだけで40%近くも確保できてしまう、キルが苦手な方にはもってこいのステージ

コンテナの上なども塗れるので、塗り忘れのないようにしたい。

気をつけたいこと

敵が中央から侵入するには塗れない床を通ってくるしかないので、自陣付近まで押し込まれることは滅多にない。ただし、マニューバなどはスライドを利用して進んできて角で決め撃ちしてくる場合もあるので油断は禁物。

また、自陣の中央高台を取られると打開が難しい。ここに侵入するには塗れない床を通ってくるルートか、バスケットゴールからジャンプするルートの2つしかない。中央への侵入は許さないように心がけたい。

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