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kindleのDRM解除は違法?

DRMとは

デジタル著作権管理(デジタルちょさくけんかんり、英語: Digital Rights Management, DRM)とは、電子機器上のコンテンツ(映画や音楽、小説など)の無制限な利用を防ぐために、オリジナルのデータを特定のソフトウェアあるいはハードウェアでしか再生できないようにすることで、第三者による複製や再利用を難しくする技術・管理方法のこと。

要するに指定されたデバイスでしかデータを再生出来ないようにする仕組みのこと。

amazonはデジタル書籍を販売しているが、もしもそれにDRMがかけられていなかったら簡単にコピーできることになる

つまり、誰か一人が購入すればそれをコピーしてインターネットに配布できてしまうわけである。

これでは当然商売上がったりですね。

DRMに対する批判

DRMの仕組み自体は違法コピーを防ごうというものだが、これに対する最も主流の批判は「データの恒久的な再生が保証されない」ということだろう。

例えばDRM技術の詳細が明かされないまま会社が倒産したり、再生デバイスの販売が中止されたりなどがその例にあたる。

こうなってしまうと再生できないデータにお金を払ったことになる。

それは困るのである。

また、DRMは違法コピーの抑止力にはなっているが購買力になっていないという指摘もある。

違法コピーをダウンロードする人間というのは、それが無料だからダウンロードするのであって、例え違法コピーができなくなったからといってコンテンツを購入するとは限らないからである。

DRM解除の違法性

著作権法を読むのが手っ取り早いので読むことにします。

第五款 著作権の制限(私的使用のための複製)

第三十条 著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。

一 公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器(複製の機能を有し、これに関する装置の全部又は主要な部分が自動化されている機器をいう。)を用いて複製する場合

二 技術的保護手段の回避(第二条第一項第二十号に規定する信号の除去若しくは改変(記録又は送信の方式の変換に伴う技術的な制約による除去又は改変を除く。)を行うこと又は同号に規定する特定の変換を必要とするよう変換された著作物、実演、レコード若しくは放送若しくは有線放送に係る音若しくは影像の復元(著作権等を有する者の意思に基づいて行われるものを除く。)を行うことにより、当該技術的保護手段によつて防止される行為を可能とし、又は当該技術的保護手段によつて抑止される行為の結果に障害を生じないようにすることをいう。第百二十条の二第一号及び第二号において同じ。)により可能となり、又はその結果に障害が生じないようになつた複製を、その事実を知りながら行う場合

三 著作権を侵害する自動公衆送信(国外で行われる自動公衆送信であつて、国内で行われたとしたならば著作権の侵害となるべきものを含む。)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を、その事実を知りながら行う場合

2 私的使用を目的として、デジタル方式の録音又は録画の機能を有する機器(放送の業務のための特別の性能その他の私的使用に通常供されない特別の性能を有するもの及び録音機能付きの電話機その他の本来の機能に附属する機能として録音又は録画の機能を有するものを除く。)であつて政令で定めるものにより、当該機器によるデジタル方式の録音又は録画の用に供される記録媒体であつて政令で定めるものに録音又は録画を行う者は、相当な額の補償金を著作権者に支払わなければならない。

http://www.cric.or.jp/db/domestic/a1_index.html

要約すると次の二項に該当しないなら私的利用のために著作物を複製しても良いということになる。

#第一項

まず第一項がよくわからない。

公共の場に置かれている自動複製機を使うのはダメだということである。

つまり、「家のコピー機を使うのはいいが、コンビニのコピー機はダメ」という風に読めてしまう。

どういうこっちゃ?

#第二項

技術的保護手段(DRM)の回避はダメだと書いてある。

具体的には「 当該技術的保護手段(DRM)によつて防止される行為を可能とし」とあるので「DRMでできなくなっていることを可能とさせるような行為はダメ」ということだろう。

KindleのDRMは他のデバイスで再生することを防止する仕組みなので、「他デバイスで再生できるようにする」というのはDRMで防止される行為を可能とさせる行為である。

これはどう好意的に読んでもDRM解除はダメということである。

こういった記事もありますが、著作権法の原文を読む限りではアクセスコントロール回避・コピーコントロール回避のどちらとも違法と取れました。

技術的な問題

じゃあ「実際DRMは解除できないの?」という話になるのですが、調べればわかりますがDRM解除自体は可能なようです。

ただ、それは現時点ではおそらく日本国内だと違法かつ、ぼく自身がアマゾンのアソシエイトプログラムに参加している以上記事にすることはやめておこうと思います。

DRM解除の内容とかすごく面白いんですけどねー、こればっかりは残念。